2021年3月9日 / 最終更新日時 : 2021年3月10日 himina メディア掲載 英国の雑誌”MONOCLE”で岡野暢夫が紹介されました(2021/03/10) “MONOCLE” MARCH 2021 , ISSUE 141 Magazine | Monocle Monocle Shop, Tokyo – Contacts | Monoc […]
2020年1月24日 / 最終更新日時 : 2020年1月24日 himina メディア掲載 YouTube【BundanTVのレポート動画】(2020/1/23) YouTube動画のお報せです。 昨年、【BundanTVのレポート動画】(本にまつわる奥深い世界)の取材があり、動画がYouTubeに配信されました。 「思い出をつなぐ手製本の技」 究極の手仕事の現場を訪ね […]
2019年12月2日 / 最終更新日時 : 2019年12月2日 製本工房リーブル メディア掲載 日本の製本用具の機能性Ⅴ 日本の製本用具の機能性V 「銀杏」(いちょう「銀杏ゴテ」) 上製本(ハードカバー)の表紙をくるむ際に鋳物製のコテを使用しています。中身をくるんだ表紙の溝部分に加熱したコテを押し込み表紙と中身を接合します。銀杏の葉の形を […]
2019年10月5日 / 最終更新日時 : 2019年10月5日 製本工房リーブル メディア掲載 日本の製本用具の機能性IV 「竹ユビワ」(竹指輪) 表紙貼りの折返し作業に便利なのが「竹ユビワ」です。昔、手作業で表紙貼りをしていた頃、職人は自分の指に合った竹ユビワを持っていました。指に嵌めたまま作業するので「竹ユビワ」と呼ばれました。糊付けし […]
2019年8月2日 / 最終更新日時 : 2019年8月2日 製本工房リーブル メディア掲載 日本の製本用具の機能性Ⅲ 「糊刷毛」 製本の作業、表紙貼りや見返し糊入れなどで刷毛は多用されます。欧米で使用されている刷毛は毛を束ねた状態の「丸刷毛」ですが、日本で使用されている刷毛は毛を並べ揃えた状態の「平刷毛」です。 日本の糊刷毛には用途に応 […]
2019年5月31日 / 最終更新日時 : 2019年5月31日 製本工房リーブル メディア掲載 日本の製本用具の機能性 Ⅱ 「バッケ板」と「筋玄能」 本は、中身の背を丸くすることで開きを良くし前小口側への迫り出しを防ぎます。丸背の本は丸みを付けた後に背を左右に叩いて「耳」を出します。この作業を英語で「バッキング」(backing)と言い、この […]
2019年3月30日 / 最終更新日時 : 2019年3月30日 製本工房リーブル メディア掲載 日本の製本用具の機能性Ⅰ 日本の製本用具の機能性Ⅰ 日頃使用している日本の製本用具には使い易く優れたものがいろいろあります。 まずは、「樫矢」(柏棒)について、 綴じ穴を叩いて開けるのは鉄製の目打ですが、これを叩く木製の道具が「樫矢」です。単純な […]
2019年1月31日 / 最終更新日時 : 2019年1月31日 製本工房リーブル メディア掲載 ドイツ装 ドイツ装とは表紙の背の部分と平の部分に別の素材を使った継ぎ表紙です。継ぎ表紙には他に「片袖装」「両袖装」「コーネル装」などがあります。 1984年4月に、製本工房リーブルで「豆本セット」全10巻の企画、販売を始めました。 […]
2018年11月30日 / 最終更新日時 : 2018年12月1日 製本工房リーブル メディア掲載 マーブル染め 11月29日、30日の両日、製本工房リーブルで「マーブル染め」の講習会を開きました。 マーブル染めは、溶液に絵具を落とし液面に模様を描いて写し取る技術で、17世紀のヨーロッパで広まり、書籍の表紙や見返し紙などの装丁材料に […]
2018年9月30日 / 最終更新日時 : 2018年11月30日 製本工房リーブル メディア掲載 明治・大正期の出版と製本 明治・大正期の出版本は、現代の装丁とは違った趣きのある装丁で魅力的なものが多くあります。ただ、写真などで見るだけで現物を手にする機会はなかなかありません。 過日、明治38年に刊行された「吾輩ハ猫デアル」(上編)の修理を受 […]